近年、多くの大学でデータサイエンス系の学部・学科が新設されています。全学共通(大学内の全学科共通)の教育課程でも、データサイエンス系の科目が置かれています。
本学でも、令和5年度(2023年度)カリキュラムから、データサイエンス系の多くの科目が置かれ、一例として以下のような科目があります。
・「データサイエンス入門」:データやAIを生活や仕事等の場で使いこなすための基礎的素養を身につけます
・「データサイエンスへのアプローチ」:データサイエンスおよびデータエンジニアリングの基本的な概念と⼿法、応⽤例を学びます
・「くらしのなかの統計学」:身近な題材をもとに、確率・統計の基本的な考え方を学びます
・「AIへのアプローチ」:AI(人工知能)の基本的な概念と⼿法、応⽤例を学びます
・「プログラミング入門」:プログラミングを通じて、論理的思考力を鍛えます
・「データサイエンスPBL」:実データ利活用による課題解決演習を行います
すべて選択科目で、関心のある学生が自由に好きなだけ選択できます。また、本学で数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度「光華EDUALプログラム(Essential Data Utilization and AI Literacy Program)」が置かれ、本学の所定科目の単位認定でリテラシーレベル、応用基礎レベルの認定を受けられます。
インターネット上にビッグデータが公開され、だれでも自由に活用できる時代、的確に情報・データを収集して読み取り、分析し、その結果から意思決定していくことは、多様な仕事、生活の場面で起こります。本学の人間健康学群でも、上記の多様なデータサイエンス系の科目を履修可能です。大学時代にデータサイエンスをしっかり修得し、問題発見力、分析力、問題解決力を高めましょう。
(文責:酒井浩二)