京都光華女子大学 人間健康学群 ニュース バリ島研修の目的3/3「異文化コミュニケーションの体験」

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2年次バリ島研修計画

バリ島研修の目的3/3「異文化コミュニケーションの体験」

人間健康学群では、2年次夏休みにバリ島研修(ブログ記事)に行きます。人間健康学群でなぜバリ島研修かご質問頂きます。研修目的は主に3つあります。このブログでは、3つめの目的をご紹介します。

3つめの目的は、「異文化コミュニケーション」の体験による、健康的で文化的な社会生活に関する学びです。

バリ島での健康的で文化的な社会生活について、学生自らが体験しながら感じ、学び取っていくために、以下の2つの体験プログラムを計画しています。

1.現地大学生の交流:以下は主な学びです。

大学での学びや進路形成
観光業の活性化:ウェルネスツーリズムなど
社会問題:貧困と教育、ごみ問題、オーバーツーリズムによる水不足など

2.10日間程のホームステイ:以下は主な学びと体験です。

食と栄養:家庭料理作り、街中で食事
家族形成:ステイ先の家族との交流
宗教・死生観:寺院訪問、お供えづくり
相互理解:ステイ中の会話

上記2のホームステイについて、宿泊施設はステイ先のホームと別棟ですので、ある程度距離を取って交流できます。バリ島住民の様々な生活習慣や価値観について理解を深められ、また日本について理解してもらえるように英語でコミュニケーションを取る努力にもつながります。こうした相互理解は、ホテル生活では機会が得られにくいと考え、ホームステイでこそ得られやすいと考えています。

ぜひ、1年次と2年次前期の1年半で、人間健康学群でできる範囲で英語コミュニケーションを学んだうえで、2年次夏休みの研修期間中は現地の文化の中を理解し、溶け込もうと努力してもらいたいと考えています。そうした努力により、英語で完全に理解しあうのは難しいと思いますが、お互いの心の距離を近づけることができると考えています。

文責:酒井浩二