京都光華女子大学 人間健康学群 ニュース 道の駅「ウッディー京北」

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教育研究⑦:地方創生

道の駅「ウッディー京北」

「道の駅」は、安全で快適に道路を利用するための道路交通環境の提供、地域のにぎわい創出を目的とした施設です(詳細は道の駅の公式ホームページ)。1990年当時は、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)のような休憩・買い物施設が一般道路に整備されていませんでした。1991年から山口県と岐阜県と栃木県3県に道の駅が設置されて以来、年々登録され、道の駅は1209駅あります(2023年8月現在)。

ウッディー京北は平成8年に創設され、平成22年4月に京都市初の道の駅として登録され、年間約40万人の消費者が利用しています(ウッディー京北のホームページ)。ウッディー京北で販売されている商品は、京北地域内で生産されたものですので、京北地域ならではの特産品があります。たとえば、京北といえば納豆もち(餅の中に納豆が入っています)が有名です。また、ブルーベリーも産地で美味しいです。

2023年9月18日(月)に来訪の際、スーパー等でなかなか見ない果物「ポポ」がありました。私も初めて見る果物で、購入して食べてみました。アケビのような食感で、いちじくとメロンを足して2で割ったような味でした。ポポは、ビタミンCが豊富で、マグネシウムや鉄、銅、マンガンなども豊富に含まれています。

ウッディ―京北で、京北地域内外の多くのお客様が来訪・購買されています。京北地域での生産・販売委託を通じた雇用の創出、生産・販売を通じた就労者の社会参加と健康づくり、京北地域住民と観光客の買い物・消費の楽しみの創出など、ウッディー京北は京北地域の地方創生の取組として重要な役割を担っていると思います。

(文責:酒井浩二)

ウッディー京北

ブルーベリー

京北の「黒文字」という木の葉から作った飴「しんしん飴」

「幻のフルーツ」とも言われる果物「ポポ」