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高校生への「出張講義」

皆さん、こんにちは!

肌寒い季節になってきましたが、体調を崩されていませんか?

今日は看護学科の「出張講義」についてご紹介します。本学では、高等学校からの依頼を受けて、大学から教員が授業に出向いています。大学で行われている授業を高校内で再現し、模擬体験することで漠然としている大学のイメージを身近に感じ、進学意欲や目標を高められるように行われているものです。

103日(木)は、看護学科の西田美紀先生が京都府立峰山高校に授業に行かれましたので、当日の様子について伺ってみました。

①京都府立峰山高校はどんなところでしたか?  
京都府京丹後市峰山町に位置する学校で、京都市内からはかなり遠かったのですが、自然が豊かで学習環境のいい学校だなと思いました。通りすがる学生さんたちも爽やかな挨拶をしてくれて好感度も上がりました。元プロ野球監督、野村克也さんの母校のようです。

どのような授業をされたのですか?
まず、看護大学のイメージが持てるように、入学してからの学内行事や授業風景などの映像を見ながら、4年間の大学生活について簡単に説明しました。次に、自己紹介をしました。看護師として働いていたときのことや教員までの道のりとか。授業では、在宅医療の現場で出会った難病患者さんの話しをしました。後半は、発話できない難病患者さんとのコミュニケーションに用いる「透明文字盤」を一緒に作って学生さん同士で体験していただき、最後に難病患者さんの看護についてお話ししました。

授業を終えた感想をお聞かせください。
授業態度がとてもよくて、透明文字盤の作成も熱心に取り組んで下さいました。学生さんは全員、看護に興味を持っておられて、担任の先生からは看護科への進路希望を考えている学生も多いというお話をお伺いしました。学生さんからの質問はなかったのですが、授業中の反応からは、難病についての話は少し難しかったかもしれず、それよりも看護師(看護教員)としての経験やライフストーリーに興味があるように感じました。次回は、もう少し工夫してみます。大学生活については、大学で開催されるオープンキャンパスに参加されるとよりイメージがつきやすいと思ったので、そういう情報もお伝えしました。

西田先生、ありがとうございました!

高校生にとっては授業内容も看護師としての先生にも刺激を受けた一日だったのではないでしょうか。高校生の皆さんが少しでも大学のイメージを身近に感じられたらいいですね。

大学で開催されるオープンキャンパスでは、大学生活を送る先輩たちの話も聞けますので、是非、光華女子大学の看護学科を身近に感じてみて下さい!

4年間の大学生活について映像を見ながらお話ししました。まず入学式です。

授業風景です。

学園祭です。

授業では難病患者さんの在宅生活とコミュニケーションについてお話ししました。

発話が困難な患者さんに用いる透明文字盤を作成し、学生さん同士でコミュニケーションを図りました。