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授業×iPad④~患者さんの身体を拭こう~

みなさん、こんにちは!

あっという間に11月の末を迎えました。
今年1年を振り返る季節になりましたね。時間が経つのは早いです。

今回は、iPadを使った授業の4回目、患者さんの身体を拭く「全身清拭」という看護援助の授業の紹介です。

日常生活の援助の中で最も複雑な技術の1つ。
患者さんの安全や安楽を考える視点がたくさんあります。

今回は、ロイロノートの中の「シンキングツール」を用いて、
グループで気になったことや困ったこと、うまくいかなかったことなどを意見を出し合いました。
写真がシンキングツールの使い方の説明をしています。

実際に清拭をするまでの準備物品の段階から、
なぜこの物品を使うのか、どのタイミングでどのように協力して使っていくのか?????
目的を考えることで、実際の行動や患者さんへの説明も納得して理解を深めて説明し、実行できることを実感した演習となりました。

看護師の仕事は、患者さんや看護師同士、多職種など、様々な人とコミュニケーションを進めながら行う仕事のため、
テストのように答えが決まらないことも多いです。
そのときに、
自分はどのように考えるのか?そのように考えたのはなぜなのか?
を、
正解か不正解かで一喜一憂するのではなく、
いろんな考えに触れて自分たちなりの意見を持てるようになれるよう、
学生のうちから練習を重ねていけるように進めています!

本日は全身清拭の授業です。まず、準備物品の配置から考えていきます。

患者さんの準備をしています。シーツの敷き方にも2人でどのように協力して進めていくか、考えることはさまざまあります。

準備物品の様子も忘れず振り返られるように写真に残します。

これがロイロノートの「シンキングツール」の画面です。この中にグループごとに疑問や意見を整理し、考えを深めながらまとめていきます。