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地域包括支援センターの実習

皆さん,こんにちは!

本格的な冬になってきましたね。

今日は,地域包括支援センターの実習を終えた学生さんにインタビューしてみましたので,実習状況をご紹介しますね。

Q:地域包括支援センターの実習はどうでしたか?
・スタッフの方々がとても優しかったです。
・楽しかったし学びの多い実習でした。
・高齢者の生活スタイルが個々違うことに驚きました。
・地域包括支援センターは,地域のいろんな関係機関と繋がりを持ち,その人にとって必要とされている支援に繋げ,制度上のサービスだけでなく,地域のボランティア活動にも携わりながら、いろんな高齢者を支えていました。
・地域性やそこで暮らす高齢者の生活課題が見えてきました。
・困ったことだけに対応するのでなく,日頃から高齢者や地域との関係性を大切にされていて,自主的に動けるように支援されていたのが印象的でした。
・高齢化社会において,今もこれからも地域になくてはならない役割を担っていると思いました。

Q:地域包括支援センターでの学びを教えて下さい。
・高齢者の暮らしの個別性について学べました。
・訪問に行くことで,地域の特性やそこで暮らす高齢者の生活について把握できました。
・退院指導で必要となる情報について具体的に学べました。高齢者の自宅の生活情報だけなく地域の情報やサービスについても必要だと思いました。
・高齢者の疾病予防の重要性を学べました。
・地域包括支援センターの役割や多職種連携の重要性,地域ネットワークの必要性について学びました。
・高齢者が安心して住み慣れた場所で暮らせるように,運動教室や栄養教室など様々な企画や取り組みがされていることが理解できました。

Q:実習中にしんどかったことはありますか?
・寒い中の自転車移動でした。

Q:実習中に楽しかったことは何ですか?
・高齢者と一緒に運動プログラムで体を動かしたことです。
・自転車移動が気分転換になりました。
・癒しアートを体験させてもらえたことです。

実習生の皆さん,お疲れさまです。地域包括支援センターの実習で,多くの学びがあったようですね。高齢者の方々が,住み慣れた場所で安心してその人らしい生活を続けられるように,公的サービスだけでなく多様な社会資源が活用されていたと思います。地域包括支援センターでの学びを,病院での看護や退院指導に生かせられるよう,これからも頑張りましょう。

領域実習も後半になるとカンファレンスでテキパキと意見が言えるようになっていました

実習生も高齢者の癒しアート体験しました。パステルや消しゴムを使って曼荼羅を書くことで気持ちの安定が図れます。閉じこもりやうつ,認知症予防対策の一環として行われています

実習終了後の帰り道。多くの学びを得た学生さん達は,実習初日よりも一回り大きく見えました