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実習での指導パンフレット

皆さん、こんにちは!

日ごとに春の訪れを感じるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

看護学科の3年生の領域実習も終了しましたが、今日は実習中に作成した患者さんへの指導パンフレットをご紹介します。

病院実習では、受け持ち患者さんの情報から、看護上の問題を把握し、必要な看護を実践していきます。患者さんの状態は、術後の急性期、リハビリをしている回復期や退院前など様々です。年代も幅広いのですが、超高齢化社会だけあって高齢者の入院は多いです。
看護実践していく上で、患者さんとのコミュニケーションや療養環境の調整は看護の基本です。高齢者は治療によりべッド上にいる時間が長くなると、病気は治っても認知機能の低下や筋力低下から、入院前のような生活を送れなくなることがあります。
学生さんたちは、入院中から退院後の生活を見通して、患者さんの思いをくみ取りながら病棟の看護師さんと連携し、実習が終わっても継続できる看護を考えていきます。

先輩たちが実践した看護の一部を紹介しますので、これからの参考にして下さいね。

発声が難しい神経難病の患者さんに、透明文字盤を作成してコミュニケーションを図りました。

認知症の患者さんが入院中に日時を把握しやすいようにカレンダーを作成しました。

昼夜が逆転している高齢者の方に、紙コップパズルを作成し、昼間の覚醒と認知機能に向けたアプローチを行いました。

転倒による骨折をした高齢者の患者さんに、退院後も自宅で行える下肢運動のパンフレットを作成しました。

膝の手術をして退院していく患者さんに、在宅生活の留意点を書いたパンフレットを作成しました。