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授業紹介(助産診断・技術学Ⅱ)

皆さん、こんにちは!

 コロナウイルスによる外出自粛も段階的に緩和され、大学でも一部の科目は対面授業がスタートしています。そこで、今日は4年生の「助産診断・技術学Ⅱ」の授業をご紹介しますね!

 この授業では、周産期(妊娠22週から出生後7日未満までの時期)における助産ケアを理解し、実践していくための知識と技術を学んでいます。

 外出自粛の時期は、教員が授業内容を動画で配信し、学生さん達は郵送で送られてきた分娩キットや自作品を用いて、オンラインでの教員指導を受けながら、自宅で分娩介助の練習をしてきました。

 対面授業になってからは、実習室で3 1 組 のグループを作り、分娩介助の練習を行っています。1人は分娩の直接介助役、1人は間接介助役、1人は妊婦役で、教員が1名付きます。

 感染予防のために、学生さんにはマスクの着用、健康チェック表の記入、手指や使用物品の消毒のほか、各自の上履きを使用し除菌ウェットティッシュで拭く、更衣室や休憩時間の3密を避ける具体的行動など、丁寧な指導が行われていました。

 実際の演習では、手順に沿った動き・妊婦さんへの声かけや間接介助者との連携など、同時にしなければならないことが多く、思う通りに動けなかったという学生さんの声もありました。

 とは言うものの、コロナの影響による学習面の影響が懸念されていましたが、遠隔授業の内容や学生さん達の自己学習ノートの痕跡、実習室での分娩介助からは、丁寧かつ確実な学習の積み重ねが垣間見えました。

教員も学生さんたちも一致団結して、コロナの状況と向き合っている姿に心打たれます。

 感染の第二・第三波が懸念される中、今後もこういう状況が繰り返されるかもしれませんが、アフターコロナの時代を共に乗り越えていきましょう!

皆さん、また授業紹介しますね!

動画授業と分娩手順の資料で、学生さんたちは自己学習していました。

教員が自宅で学習できるように分娩介助に必要な物品を郵送していました。

学生さん自らも分娩介助に必要な物を作っていました。対面授業までの道のりです。

大学の対面授業では丁寧な感染予防策がされています。

できるだけSocial distanceを保っています。

いよいよ産まれます。

分娩介助のクライマックス!

胎盤処置やお母さんへの声かけも行います。