みなさん、こんにちは✨
公衆衛生看護学領域のキット彩乃です?
8月中旬にスウェーデンで開催された国際学会に参加してきたのでその様子をお伝えします。✨
ISPCAN(国際子ども虐待防止学会:https://ispcan.org/)が毎年開催している学術集会が今年はスウェーデンのウプサラ大学でありました。
学術集会とは「特定の分野や学術内容に興味のある人を対象とした集まりで、 最新の情報を得たり、意見交換ができたりする場」です。?
ウプサラ大学は北欧で最も古い大学で広大な土地に多くのキャンパスが点在していました。この学会には世界中から児童虐待を防止するために活動・研究している方々が集まり、その国の児童虐待に関する状況をはじめ、普段の活動の様子や研究結果などを発表していました。特に学会が行われたスウェーデンは世界で初めて1970年に法律上で家庭内における体罰禁止を規定した国で、いわば児童虐待防止の先進国です。
一方で日本は2020年、スウェーデンに遅れること半世紀後に法律で家庭内における体罰の禁止が規定されました。スウェーデンから多くのことを学びたいと様々な国の人たちが参加していました。?♂️?♂️?♂️
日本国内だけの状況に目を向けるのではなく世界に目を向けることで、新しい解決策やよいアイディアに出会えるかもしれません。私自身、今回の学会で多くの外国人・日本人に出会うことができ、大変貴重な経験となりました。?✨
今後も児童虐待防止に貢献できるよう、研究活動を続けていきたいと思います?✨