皆さん こんにちは🙂
今日は在宅看護学概論の授業を紹介します。
2年生前期に行われる「在宅看護学概論」では、病気や障がい、加齢により心身の機能が低下した方々が、住み慣れた地域や家庭で安心して生活を続けられるように、看護師に求められる役割や支援の方法を学びます。
さらに、在宅看護の現状と課題について理解を深めます。
授業では、実際に病気と共に生活されている当事者の方々からお話を伺う機会もあります。たとえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気をもつ方から、発症から現在までの生活の工夫や思いを直接お聞きしました。
ALSは徐々に筋力が低下する病気で、車いすや人工呼吸器、声の代わりとなるコミュニケーション機器など、さまざまな支援が必要になります。看護師はそれらを活用しながら、患者さんの「自分らしい生活」を支えていきます🙂
授業の中では、学生さん同士で、ALSの方にとって不可欠となる、コミュニケーションツールの一つ「文字盤」を実際に体験してみました🙂
この授業を通して学生さんは、当事者の方々の暮らしや思いに触れ、自らの視点の変化に気づきます。
そして、当事者の方々にとって本当に必要な看護について考えるようになります🧐
本学では、このように「当事者の声」に学びながら、在宅看護を実践的に理解していくことを大切にしています😊✨