京都光華女子大学 健康科学部 看護学科 ニュース 老年看護学演習Ⅱの授業紹介~アロマセラピー~

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老年看護学演習Ⅱの授業紹介~アロマセラピー~

みなさん、こんにちは!

 ムシムシとした暑い日が続きますね。気分をリフレッシュできることを日常に取り入れながら過ごすようにしてみましょう。

今日は, 老年看護学演習Ⅱの授業を紹介します。

 老年看護学演習Ⅱでは,認知症の人のための非薬物療法として,アロマセラピーの講義を取り入れています。アロマセラピーは,植物の花や葉,樹皮などから抽出された芳香成分を含む精油(エッセンシャルオイル)を用いて,日常生活から医療分野まで多様な目的で用いられています。授業では,ホリステックケアプロフェッショナルスクール学院長の相原由花先生をお迎えし,高齢者のアロマセラピーについての講義とアロマハンドマッサージの演習を行いました。

 アロマセラピーは,植物から抽出した100%純粋な精油で,①香りの心理的作用,②成分の薬理作用,アロママッサージによるタッチの効果を使い,クライアントの自己治癒力を向上させるサポートです。精油の作用やケア評価,留意点について,臨床経験を基に話される講義を受講生は熱心に聴いていました。「治療できない人はいてもケアできない人はいない」という言葉も心に響きます。フローレンス・ナイチンゲールも,かつては傷ついた兵士の眉にラベンダー精油を塗布し,優しく歌いながら身体をさすっていたそうです。

 疾病や人口構造の変化により,医療は治すことがゴールにはならない時代となりました。認知症の人のための非薬物療法の研究は数多く出てきていますが,薬に頼らず,自己治癒力を高める看護は,今後ますます必要とされてくるのではないでしょうか。