2024.09.11 おしらせ

災害への備え

暑さが少し落ち着いてきた今日この頃ですが、皆さんは夏休みをどのように過ごされましたか?もしかしたら、地震や大型の台風などで大変な思いをされた方もいるかもしれません。
作業療法は、人の生活に関わる仕事です。本学の作業療法専攻では、災害時の生活についても学習します。皆さんは災害に備えた取り組みを何かされていますでしょうか?本学には段ボールベッドやカセットコンロなどの災害時に役立つものや、災害について学習するための様々な書籍やゲームがあります。作業療法専攻長の森本先生は防災士の資格もお持ちです。授業の中で、避難所で作れる災害食を作る調理実習や、ダンボールベッドやリハビリベッドで泊まる体験も予定しています。いつ、どこで、どんな災害が起こるかは予想できない事も多いですが、備えをしておくことは安心につながります。災害が起きても生活は続きます。どんな事が起こりうるのか、どんな対処ができそうなのか、学生の皆さんが、想像力を働かせ、有事の際にも対象者の生活を考えられる作業療法士になってもらえたら嬉しいです。

西谷美智子

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