10月5日、京都光華女子大学で開催された第5回「光華イキイキ朝市」に、学生たちと共に参加してきました。
本イベントは「食と健康」「伝統産業」をテーマに、地域の皆様と本学の学生との交流を深める場として、JA京都市との共催で行われています。
学生たちは【InBody】を使用した健康測定ブースの運営を担当し、地域住民の方々にフレイル予防のアドバイスを行いました。
講義で学んだ知識を実践する場として、彼女らは測定結果を基に具体的なアドバイスを提供し、住民の方々との対話を通して自信を深めている様子が見受けられました。
普段の教室内では得られない、地域との直接的な交流は学生にとって貴重な体験となりました。
特に高齢者の方々との会話から、地域が直面する健康課題を身近に感じることができたのは、彼女らの学びに大きく寄与したと感じています。また、住民の方々も学生の真摯な対応に感謝の言葉を多く寄せてくださり、イベント全体が温かい雰囲気に包まれていました。
学生が自主的に行動できるようサポートすることを心がけましたが、いくつかの課題も見つかりました。
例えば、健康測定結果を伝える際に専門用語を使わず、わかりやすい言葉で説明する工夫が必要であると感じました。
次回に向けて、事前準備の段階でより具体的なフィードバックを行い、学生が自信を持って取り組めるよう支援したいと思います。
次回の「光華イキイキ朝市」は、2025年1月11日に予定されています。
このイベントは、学生にとって地域とのつながりを実感する場であり、引率教員としても教育的な価値を再確認できる貴重な機会です。
引き続き、学生が学内外での活動を通じて成長できるようサポートしていきたいと思います。このようなイベントを通じ、学生が地域の健康づくりに貢献し、住民と共に「Well-Being」を実現する未来を目指す一助になれれば幸いです。
今後もこうした交流の場を大切にし、地域に根ざした教育活動を展開していきます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
北山 淳