平成27年2月7日（土）烏丸御池のハートンホテルにて心理学科2年生研修を開催しました。3年生から始まるゼミのメンバーや担当教員と交流を深めること、就職や進学が決まった4年生や社会人として活躍している卒業生に話を聞いて、進路の選択や自分自身の将来のイメージを具体的に考えるのが目的です。

まず、本学キャリアセンター（人間関係学科卒）の辰巳和可沙さんより、「就職ガイダンスー卒業後の未来に向けてー」というテーマのもと、卒業者の内定状況や次期3年生からの就職日程の変化によって予測される事態や留意点などについて詳しい説明を聞きました。
短期決戦になることが予想され、「早目の備えが必要」とのアドバイスでした。「小さなことでもキャリアセンターに連絡して相談してください。まずは就職ガイダンスに出席しましょう！」とのメッセージを頂きました。今後何かとお世話になるキャリアセンターの窓口に心理を専攻した先輩がいて下さることはとても心強いと思います。

次に3人の先輩による体験談が続きました。まず、現在4年生で就職活動が終わったH.N.さんが「就職活動についてー人生を想像するー」と言うタイトルで自分自身の就職活動の流れを報告し、内定までの心の揺れを中心に具体的に話してくれました。次に研究生のK.T.さん（研究科修了）が大学院への進学準備と大学院生の生活について詳しく話してくれました。最後にY.M.さん（研究科修了）が児童相談所の仕事の具体的内容とやりがいについて話してくれました。

卒業生は3人とも、将来の進路のために、今どのような心構えと具体的な準備が必要かを、現2年生の気持ちに沿って話してくれました。2年生の中にはまだ明確な進路を決めていないという人も多いようでしたが、今の取組の延長上に就職活動があることが理解できて、明るい見通しが持てたのではないかと思います。

お昼からは、キャリア教育推進センターの平先生が社会人としてのマナーを実習を加えながら説明して下さいました。敬語の使い方を始めとして、電話のかけ方、名前や連絡先の伝え方など、就職活動だけではなく、社会人になっても必要な具体的なマナーをお話し頂きました。人と接する時「相手を敬うことが一番大切」と話され、マナーは形式的なことではなく、尊敬の態度を表現することだということがとても良く伝わったようです。

おいしいお食事とともにみんな満足の笑顔で終了しました。お世話になったホテルの皆さんにも感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました！

徳田　仁子　（2015年2月7日）