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学生の活動

大学での部活動~吹奏楽部~

大学生活では、自分の興味・関心に応じた課外活動に取り組めることも大きな魅力です。今回は、吹奏楽部で活動している心理学科の4年生と2年生のお二人にお話を伺いました。

― 団体の概要について教えてください
京都光華女子大学 吹奏楽部は、現在8名で活動をしており、普段は週に3回の練習をしています。サマーコンサートと定期演奏会の年2回の演奏会がメインの行事です。その他にも、近隣の施設や小学校などから依頼を受け、ボランティアの演奏活動を、年に10回程度行っています。

― お二人は高校でも吹奏楽部に所属されていたとのことですが、大学での部活は、高校までの部活とはどのように違いますか?
いちばん大きな違いは、大学での部活動は、学生主体であるということです。活動における部員の自由度が高く、一人ひとりが責任を持って取り組む必要があります。演奏会の宣伝ひとつとっても、自分たちで考えて行っています(Kさん)。

責任が大きいことは大変なことでもありますが、その分、達成感や成長を感じることもできます(Tさん)。

― なるほど。達成感や成長は、特にどんなときに感じますか?
演奏会のアンケートを見たときでしょうか。「ここがよかった」、「次はもっとこうしたらいいのでは」、などのコメントがとても励みになります。また、コメントから毎年来てくださる地域の方がいらっしゃることもわかり、それもとても嬉しいです(Tさん)。

― 高校までの部活よりさらに主体的に部活に関わるということ、そしてそこから得られる大きな達成感や成長が、高校までの部活とは違うところなのですね。
この記事を見てくださっている方の中には、これから大学で部活をしようか迷っている人もいると思うのですが、高校生に向けて、何かメッセージをいただけますか?

大学で部活をするということは、好きなことを追及できるということだと思います。また、好きなことを追及することに付随して、自分自身も成長していくと思います。大学に入ったら、勉学一筋でいきたいとか、アルバイトをしたいとか、いろいろな希望や選択肢があると思いますが、部活を通じて自分を成長させるのもとてもよいのではないでしょうか。また、大学での部活は、未来にもつながっていくと思います!私も、何らかの形でずっと楽器を続けていきたいです(Kさん)。
 
吹奏楽部での例を挙げると、コンクールで金賞を目指すといったゴールではなく、お客さんの笑顔や満足といった、目には見えにくいものを目指して活動をしています。そのためにどんなことができるか自分たちで考えて活動することができるので、ぜひその醍醐味を大学の部活で一緒に味わってみませんか?
また、音楽は「心」に通ずるものだと思います。ストレスを感じるときに、音楽で癒やされることもありますよね。また、自分の出している音で、自分の今の状態のことを再認識することもあります。楽器と一緒に人生を歩んでいきたいです!(Tさん)
 
― 最後に、今後の活動について教えてください
日にちが迫っていますが、12月6日(日)に第12回定期演奏会を開催いたします!

吹奏楽部 第12回 定期演奏会チラシ

演奏会のテーマは「ひかり~未来へ繋ぐ絆~」です。昨年の定期演奏会は“感謝”をテーマにしていたのですが、今年はそれを引き継ぎ、私たち演奏者とお客様との絆をずっと大切にしていきたいという気持ちを込め、このようなテーマとしました。

演奏会は三部構成となっており、1部は光華中学校・高校の先生が指揮をしてくださります。2部は、お客さんも参加していただき吹奏楽や楽器のことを知れるような、クイズステージを準備しています。3部では部員による指揮で、吹奏楽らしい楽曲をお届けします。ご存じの曲もたくさんあると思います。
入場無料でチケットもございませんので、ぜひ日曜のお昼下がりに、音楽を楽しみにお越しください♪


楽器や音楽が大好きで、部活に主体的に取り組んでいるお二人のお話を聴くことができました。好きなことを追及すること、音楽を通じて心を見つめること、各人が主体的に取り組み協力して何かを成功させる経験。大学での部活は、人生を通じての趣味や生きがい、心理学という学問、そして社会に出るまでに身に付けておくべきスキルなどとも深く関連していそうです。大学での部活、とても魅力的ですね。

12月6日(日)の定期演奏会の成功をお祈りしています。
みなさまも、ぜひ足をお運びください!

 ★吹奏楽部のClub-log(本学HP)
https://www.koka.ac.jp/clublog/cat02/cat02_01/