5月のニュースでもご紹介したとおり、心理学科では、心理学系の大学院入試を目指す3・4年生の希望者を対象とし、大学院入試対策講座を行っています。
講座の流れとしては、まず先生の提示された内容に沿って、「予習」に取り組みます。心理学の概念(専門用語)について辞書や文献をあたり、まとめます。大学院の入試では専門に関する英語の問題もあるため、専門的な内容を、日本語と英語をセットで覚えることも大切です。
講座当日は、講師の先生が、予習で取り組んだキーワドに関するミニテストと解説をしてくださいます。また、英文法についてもご指導いただいています。
講座に参加している学生からは、
「専門の勉強はもちろんのこと,英語の勉強も取り上げていただけるので役に立つ」、
「具体的なポイントを教えて下さるので効率的に勉強できる」、
「関連事項を併せて解説してくださるので、理解が深まる」、
「自分ひとりで勉強するのは不安もあるが、先生がいてくださるので、これでよいのだと確認することができ安心できる」、
「周りの人も同じ目標を持っているので、自分もがんばろうと思える」、
といった声があがっています。
ご担当くださっている先生、貴重な学びの機会を本当にありがとうございます。
心理系の大学院入試の勉強では、一般的に、心理学の専門的知識を広く、また専門分野は少し深く勉強する必要があります。心理学の分野ごとに専門用語の意味を調べたり、関連する用語をまとめていくのが基本的な勉強方法だと思います。まとめるときには、自分が誰かにその用語を説明するということを意識してまとめるのが大事かもしれません。論述試験では、読み手に伝わるようにアウトプットしなくてはいけないからです。
大学で学んだ知識を総括し、不足しているところは補い自分で勉強するには地道な努力が必要とされますが、そこで学んだことは、大学院に入った後も基礎として必要とされる内容です。無駄にはなりません。
皆さんの進路に関する希望が叶いますよう、心理学科はサポートしていきます!
★大学院心理学研究科のサイトはこちら