2年生の「音声学」は集中講義で、客員教授の坂本真一先生にご講義いただいています。
「音声学」とは、わたしたちの声やことば(語音)がどのように作られているかの基本的なメカニズムや、その種類・体系の表記法、声やことば(語音)の質の評価の方法などを学びます。
前期の最後の授業は、演習形式で行われ、「オトデグ」というアプリにアップされている声優さんの声の音響分析(パソコンのソフトを使った声の分析)を行ったり、「声」を使った新しいアプリを考えるというテーマでグループ発表を行いました。
声の分析については、学生の着眼点が良いと、坂本先生からお褒めの言葉をいただきました。
「声」を使ったアプリについては、「好きなアイドルの声で、朝起こしてもらえるアプリ」「動物の声を入れると、何を話しているかわかるアプリ」「カラオケで自分の声の高さに合った歌を選曲してくれるアプリ」など、各グループがさまざまなアイデアを出し、寸劇も交えて楽しく発表しました。
集中講義はハードですが、座学だけではなくグループディスカッションや発表準備から発表に至るまでのアクティブ・ラーニングも含まれ、学生たちは自ら考え、そして楽しみながら声や音についての興味を深められたようです。
関