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第4回京都神経心理懇話会の開催

11/25(土)、本学において京都神経心理の懇話会(研究会)が開催されました。

神経心理学という学問を勉強する会です。

神経心理学は、脳卒中後の失語症など、脳の損傷が我々の精神機能(言語・認知面など)にどのような影響を与えるのかを症例(患者さん)を通して、考えるもので、古くから培われてきました。

認知症による記憶障害や頭部外傷による情動のコントロール障害なども対象となり、「脳」と「こころ」の関係を探る学問とも言えます。

今年は「原発性進行性失語」というテーマでした。聞きなれない言葉ですよね。。全般的な認知機能低下を認めず、緩徐に言語障害のみが進行していくものです。

このテーマに沿って、レクチャーや症例検討が行われました。じっくり時間を掛けて考えていくのがこの会の特徴であり、活発な議論がされました。

卒業生も顔を出してくれ、充実した会となりました。


 

秋口Drによるレクチャー