年明けの3年生「言語聴覚障害学総合演習」では、理学療法士の真下英明先生(舞鶴赤十字病院)にお出でいただき、ベッドから車いすの移乗や、ベッド上での患者さんの体位の変換について、実技を含めた授業を受けました。
言語聴覚士が働く臨床現場では、患者さんの病室から訓練室の移動をサポートしたり、病室で訓練を行う患者さんの体位の変換を行うことも仕事の内容に含まれる施設があります。
真下先生からは、小さな力で身体を動かす工夫や、スライディングシートに模した道具を使うことなど、さまざまな方法を教えていただき、学生たちはグループごとに実践練習を行いました。
2月から始まる臨床評価実習で初めて長期に臨床現場に出る学生たちにとって、これまでの言語聴覚障害の授業とは異なる、新たな経験となり、より臨床現場を身近に感じたのではないでしょうか。
3年・4年次の実習や、今後、実際に言語聴覚士として臨床現場で働く際にも、真下先生に教えていただいた「コツ」を想い出して、実践につなげていきましょう。