三回生は2月10日(月)から評価実習が始まっていましたが、開始日から実習に赴いていた学生は先週、実習を終えました。
実習に行く前は基礎学力を確かめたり、実習先のSTの先生から指示された検査を練習したりしていました。そして、4週間の実習が最後までやりきれるのか、患者さんとは上手く話せるのか、報告書は書けるのか・・・等、不安な気持ちで過ごしていたようです。
実習を終えて、久しぶりに大学に顔を見せた表情にはやり遂げたという達成感があふれていました。
実習の内容を話してくれましたが、「一皮むけた」という印象を与えてくれました。
感想記①
「私は、今回2月10日から3月10日まで、西宮市の病院でお世話になりました。
初めて経験する長期実習であったため、多大な不安と緊張を募らせていましたが、STの先生方には、とてもよくご対応いただき、無事乗り切ることができました。
この実習では、たくさんの患者様と関わる機会を作っていただき、患者様1人1人が同じ病名や障害を患っていても、全く違う症状や印象であることを実感しました。また、患者様とSTの先生方のコミュニケーション時の様子から、リハビリテーションは、ラポールが築いていることで成り立つものであると学びました。
ラポールが形成されていないことで、嚥下の直接訓練で誤嚥を招く可能性が高まるといった、リスクを上げてしまうことにつながると考えられます。この実習を通して、コミュニケーションを取ることの難しさと自分の知識不足、体調管理の重要性を感じたため、次の総合実習に向けて精進していきたいと思います。」(WS)