2020.03.18 学生の活動

「長期実習を終えて」②

初めての実習であり、どう行動すべきか不安でしたが、事前に先生方が実習中に役立つプリントを作ってくださったおかげで、実習中にどこに注目して観察するべきかイメージすることができました。

実習先では見学が多かったですが、STの方が一つ一つ細かい所まで説明して下さり、時には本まで用意してくださって教えて頂くこともありました。そのため、臨床で役立つ知識をたくさん習得することができました。

検査や訓練を実践させて頂いて、現段階で自分がどのくらい理解できているか、できてないか分かり、まだまだ勉強しないといけないと実感しました。しかし、STの方が丁寧にフィードバックしてくださったおかげで、もっと練習をしたい、もっと知識を身に付けたいと思う気持ちが増しました。

実習前は患者様とコミュニケーションが取れるか不安でしたが、実習が始まると患者様と話すことが私の実習の中での楽しみになっていました。

初めは天気のお話をよくしていましたが、STの方から患者様の趣味など提供して頂けたので、患者様のことをもっと知りたいという気持ちでお話しさせて頂くと、楽しんで会話することができました。私が実習先で意識して頑張っていたことは、自分から進んで行動することです。STの方が話していることや行動をよく見て、必要なものを予想し、用意していました。周りをよくみないといけないので、観察力が少し身につけられたのではないかと思いました。

私の実習先は急性期で嚥下障害の方が多かったのですが、食事をできることがどれだけ幸せなことか改めて実感しました。「ご飯食べたい」という言葉を病室でよくききましたが、何もするとこができない自分が悔しかったです。STが評価することで、患者様の食事形態も決まるので、責任のある仕事だと実感しました。その上で、食事を楽しんでもらえるよう支援したい気持ちが強くありました。

評価実習を通して、より一層STになりたいと思いました。8週間では回復期なので、総合実習に向け、高次脳機能面を中心に勉強して準備したいと思います。(AY)

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