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教員コラム

言語聴覚士についての新聞記事

新型コロナウィルスが猛威をふるい、わたしたちの生活もさまざまな自粛を余儀なくされています。

新聞の紙面にも、コロナ関連の記事が数多く掲載されていますが、そんな中で、4月16日の毎日新聞(夕刊)に摂食嚥下領域で活躍する言語聴覚士が紹介された記事が掲載されました。

記事では、病院で高齢者の誤嚥(飲食物が誤って気管のほうに入ってしまうこと)の予防に取り組む「摂食嚥下サポートチーム」の活動が紹介され、その主要メンバーとして言語聴覚士が参加し、機能評価やリハビリに関わっていること、嚥下リハビリの需要は高まる一方だが、言語聴覚士の数がまだまだ不足しているとの記載がありました。

口から食べられなくなった方には、胃にチューブを入れて食べ物を送り込む「胃ろう」という選択肢がありますが、その判断の前に飲み込む機能を評価し、リハビリテーションでの機能回復を図ること、また、胃ろうを作った後でも、少量の食べ物を味わえるように支援すること、など言語聴覚士の果たす役割の重要性がよく理解できる内容となっています。

ぜひ、ご一読ください。