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学生の活動

ゲストスピーカー青野浩美さんをお招きしました

6月16日(火)に、気管切開をされながら歌手活動を行われている青野浩美さんに、2年生の授業で話していただきました。
青野さんは元々声楽を勉強されていましたが、ご病気で無呼吸の発作が起こるため、2008年に気管切開の手術を受け、しばらくは声を出せない状態だったそうです。
医師からは、気管切開した状態で歌うことは難しいと言われていたそうですが、試行錯誤しながら気管カニューレを適切なものに変更し、声を出す練習を行われた結果、現在は以前と変わらない声質で歌がうたえるようになったとのことです。
発声も聞かせていただきましたが、「アー」の声が約30秒持続し、驚きました!
歌も一節うたっていただきましたが、おしゃべりの声とはまた違う出し方(頭声)で、美しい声でした。
声が出せるカニューレの仕組みや、普段の生活で気をつけておられることなども説明していただき、たいへん勉強になりました。
また、青野さんの前向きな姿勢を見習いたいという声が、学生から数多く聞かれました。