京都光華女子大学 健康科学部 医療福祉学科 言語聴覚専攻 ニュース どのような言語聴覚士を目指すか?(4年生のレポートより)

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授業紹介

どのような言語聴覚士を目指すか?(4年生のレポートより)

毎年、この時期には言語聴覚士の支援を受けた方をゲストスピーカーにお招きして、リハビリの経過についてお話を伺っています。

今年はリモート授業で、ゲストスピーカーの方にはお出でいただけませんでしたが、「言語聴覚士を目指す学生へのメッセージ」をお手紙に書いてくださいました。

授業後のレポート課題の一つとして、4年生に「自分はどのような言語聴覚士を目指すか」を書いてもらっています。

その内容をいくつか紹介します。

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・4週間の評価実習で、ST(言語聴覚士)と患者さんのコミュニケーション場面を見ていたところ、STの方は会話の引き出しが多く、患者さんへの気配りなどが素晴らしく、自分もそのようなSTになりたいと思った。STになっても日々の勉強は忘れず、勉強会などにも積極的に参加し、正しい知識を身に着け、患者さんに信頼してもらえる臨床家になりたい。
 また講義のなかの手紙の内容にあったように、この患者さんはどのようにしたら良くなるのかを一番に考え、自分だったらどのようにしてもらえたら嬉しいか、どのように接してもらえたら嬉しいかなどを患者さんの立場になって考えることを忘れずに、粘りのあるSTになれるように今から頑張っていきたい。(4年 KA)

・私が目指すのは、小さなことでも相談できる言語聴覚士になることです。病気により患者さんを含め、ご家族の方は今までにないくらいの不安を抱えると思います。そんな時に、患者さんだけでなく、家族の方と寄り添いサポートが出来るような言語聴覚士を目指します。評価実習を行っていた時、STの先生と患者さんとのやりとりや、ご家族とのコミュニケーションを毎日拝見させていただきました。何気ない会話や相談から、STの先生を信頼しているのだなと感じることができました。
 また、患者さんを第一に考え、より良い生活を送るためにはどうしたらよいのかと考えた時、STの先生が日々の様子や食事場面での様子を看護師の方から聞いている姿を見て、様々な視点から見ていくために他職種との連携が必要であると改めて感じ、様々な視点を踏まえてアプローチすることのできる言語聴覚士になりたいと感じました。信頼のある言語聴覚士になるためにも、正しい知識を持ち、専門知識を持った人だけでなく、誰にでも分かりやすく説明することができるようなスキルを身につけていきたいです。(4年 KN)

・結果がすぐに出なくても、症状が進行していっても、改善のピークが過ぎたとしても、諦めずに様々な方面から障がいを見つめなおしてリハビリを患者さんと続けていく。経験が浅いうちはまだまだ分からないことばかりで、戸惑うことも多いと思う。だが、様々な障がい、症状、性格などのたくさんの患者さんと接して、分からないことがある度に論文を読んだり、調べたりして、日々成長し続けたい。
 また、リハビリの改善がみられないからといって自分が焦ってしまい、患者さんにどんどんリハビリをさせてしまうことのないように、患者さんに寄り添って、患者さんのペースで、楽しめるようなリハビリの時間を作れるようなSTになりたい。(4年 NS)

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いずれのレポートも、4週間の実習を終えた学生の成長を感じる、頼もしい内容でした。

ぜひ、目指す言語聴覚士像に向かって、8週間の実習や国家試験を乗り越えてていきましょう。

写真は昨年度の様子です