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授業紹介

先輩講義(1年生 基礎ゼミ)

1年生の基礎ゼミの授業では、本学の卒業生で長野市の病院で働いている先輩STのMさんが講義をしてくれました。Mさんは、急性期の病院に就職して、2年目です。

病院でどのような障がいの患者さんのリハビリを担当しているか、どんなスケジュールで働いているか、現場で評価や訓練に使う道具などの紹介など、言語聴覚士の仕事の実際について紹介してもらった後に、大学の授業のノートの取り方やまとめ方、長期実習の様子や国家試験の勉強にどのように取り組んだかなど、4年間の大学生活をどう過ごしたかについても、とても丁寧にわかりやすく説明してもらいました。

仕事の紹介のなかで、他職種との連携をどのようにとっているか、を具体的に伝えてもらった部分は特に印象的で、他職種と協働して働く際のコミュニケーションの大切さがよくわかる内容でした。

また、実習や国家試験の勉強につながるように、1,2年生のころから自分でまとめたノートも見せてくれて、1年生にはたいへん参考になったと思います。

最後に、イラストレーターを職業とされている患者さんがリハビリについて書いてくださったという、4コマ漫画とイラストも紹介してくれました。患者さんの感謝の気持ちが伝わってくる、あたたかなイラストですね。

以下は、講義を聞いた、ある一年生の感想です。

卒業生のMさんだからこそ分かる大学でのことや病院のことがたくさん聞けて、とても役立ちました。私は今レポートなど慣れないことや専門科目に一杯一杯で不安だったのですが、Mさんも苦労しながら乗り越えて、今は言語聴覚士になれているので、少し不安が軽減したし、頑張ろうと改めて思うことが出来ました。

1年生のみなさんは、未来の自分の姿を少しイメージすることができたでしょうか。

京都光華では、このように、先輩から後輩に自分たちの経験を伝えていってもらう場を大事にしたいと考えています。

先輩に続いて言語聴覚士の道を歩んでいけるよう、一緒にがんばっていきましょう!

長野からZOOMで講義

イラストレーターの患者さんが書いてくれたイラスト