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卒業生リレーエッセイ⑪

1)京都光華の言語聴覚専攻を志望した経緯
 私は高校生の頃に参加した病院見学会で言語聴覚士(以下ST)の仕事を初めて知りました。そのときに見学案内をしてくれたSTさんがとても綺麗で優しくて、医療現場ではかっこよくて「将来、絶対にSTとして働きたい」と、進学先は言語聴覚専攻のある大学に絞りました。
 その時に取り寄せた大学の冊子の中で、一番表紙がおしゃれで目を引いたのが京都光華女子大学でした。中を開くと綺麗なキャンパスやコモンズ、また授業内容や1日のスケジュール、先輩のインタビューなどが載っており、大学生活をこんな素敵な大学、憧れの京都で過ごしたいと思い、志望しました。

2)大学生活で印象に残っていること
 定期テスト、実習、国試前にコモンズや学習ステーションで友達と勉強したのが一番の思い出です。お昼ご飯やおやつを食べながら一問一答を出し合い、ノートのまとめ方やプリントの解き方を話し合いました。
 大学で友達と一緒だったからこそ、テストも実習も国試も乗り越えることができました。共に勉強を頑張った戦友だからこそ、社会人になった今でも大切な存在です。

3)長期実習を振り返って
 実習は毎日とても緊張したのを覚えています。どの先生方もとても親切で「わからないことはなんでも聞いてください」と優しい言葉を毎日かけてくださいました。しかし、「わからないことがわからない」勉強不足、コミュニケーション不足を痛感し、ずっと憧れていたSTなのに心が折れかけたのを覚えています。
 そんな時に助けてくれたのはクラスメイトです。クラスLINEでは、実習での課題をみんなで悩んで、みんなで解決しました。毎日大学で顔を合わせていたクラスメイトと実習でなかなか会えなくなり心細い私にとって、クラスLINEでのメッセージは強い味方でした。

4)就職活動をどのように行ったか
 私は地元には帰らず関西で就職したいという希望しか持っていませんでした。そんな中、大学で開催された就職説明会に参加し、たくさんの病院や施設の話を聞きました。
 そのとき見学に行きたい、STに絶対なってここに就職したいと強く思ったのは、今の就職先の病院です。ST2年目を病院で楽しく働くことができているのは、光華で開催された就職説明会のおかげです。

5)高校生へのメッセージ
 長いようで短い4年間は、STとしての勉強、バイトやインカレサークルと、とても充実した大学生活を光華で送ることができました。光華で学んだ勉強をもとに患者様1人1人に合わせた訓練プログラムを立案し、リハビリを実施するのはとても楽しいです。
 現在はたくさんの素敵な先輩、大好きな同期、可愛い後輩に囲まれて楽しく病院で働いています。光華で学び、憧れだったSTになれて、とても良かったです。