3年生が「言語聴覚障害総合演習(訓練・機器)」という授業で、失語症の当事者の方と自由会話をする練習をしました。
COVID-19の影響で、対面でお話しすることはできませんでしたので、ZOOMで行いました。
学生は3つのグループに分かれて別々の教室で、当事者の方は3人の教員研究室で、それぞれをZOOMでつないで行うという初めての試みでした。
質問項目はあらかじめ用意されていましたが、話すスピードはどれくらいが良いのか、当事者の方にどのようにお聞きするのが良いのか、うまく通じなかったときにどうすればよいのかなど、考えることがたくさんある授業となりました。
学生それぞれの話し方や対応を、自分のスマホで録画してもらって、後で見直すこともしました。
教員から見ると指摘どころ満載の対応でしたが、次の授業で録画を見ながら振り返りを行います。協力してくださった当事者の皆様、たいへんありがとうございました。
2年後には、学生全員が言語聴覚士となって皆様にお目にかかれるように、一生懸命頑張ります。