3月19日、4年間の学びを終えた学生が言語聴覚専攻を巣立っていきました。
3部に分けた卒業式・学位授与式のあと、教室でクラスアドバイザーから一人ひとりに学位記を授与、また日本言語聴覚士会長賞と全国リハビリテーション学校協会優秀学生賞の表彰があり、8人の専任教員一人ずつからはなむけの言葉を贈りました。
思いもかけず学生から私たち教員にも大きな花束や色紙をいただきましたが、色紙にはそれぞれの教員の専門分野の語句を並べながら個々の学生の思いが豊かに綴られており、胸が熱くなりました。
コロナ禍での学生生活最後の1年。8週間の総合実習が学内実習になり、国家試験への補習はリモートや対面を組み合わせるなど、時々に応じて対応を工夫しながらの日々でした。その中でも友達同士で励まし合い、本当によくがんばりました。
広い社会という大海原へ漕ぎ出していくみなさん。目の前の「人」に対して尊重し、その人のBest・Betterについて生活全体を思い描いて行動に移せる臨床家になってください。また、女性の人生は本当に長い現代です。
これからもたくさんの節目や岐路があるでしょうが、その時の自分に真摯に誠実に生きていっていただきたいです。私たちはいつでもここにいます。SOSも喜びの声も含めてあなたたちがまた自分のことを語りに来てくれるのをいつでも待っています。
お元気で。幸多かれと祈ります。教員一同