1年生の科目「基礎ゼミⅡ」では、ゲストスピーカーとして臨床現場で働く多職種の先生をお呼びしてその仕事内容や言語聴覚士との関わりを学ぶ機会があります。
12月7日に奈良県の辻村病院から理学療法士(PT)の資格を持ちながら事務長をされている川端健一先生と作業療法士(OT)の西岡達也先生にお越しいただきました。
PT、OTの仕事内容や病院内での職種の割合や年収、自らが行ったリハビリテーションに患者さんはいくら支払っているのか、などなどプロとして知っておかなければならないリアルな現状を盛り沢山でお話しいただけました。
また、講師の先生方は、学生さんの意見を一人の言語聴覚士の意見として、同じ目線で一緒に考えながら講義していただいていた姿がとても印象に残りました。学生さんにとっても多職種連携(IPW)の本質を学ぶことができたのではないかと思います。
笑いあり、涙ありのあっという間の90分でした。
本学の言語聴覚専攻では、上記のように多職種連携教育(IPE)としてIPWを学ぶ授業が充実しており、今の時代に合った言語聴覚士の養成を目指しています。