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教員コラム

国家試験担当は、この時期何をしているのか。

2022年2月19日、第24回言語聴覚士国家試験が終了しました。写真1は、合格ハチマキを巻いたぬいぐるみです。

国家試験直前は貸し出されてガラガラだった過去問コーナーも、現在は返却されてぎっしりと本が詰まった状態にもどっています。23日火曜日にはほぼこの状態になっており、今年の受験生が速やかに本を返却したことがわかります。写真2は現在の過去問コーナーの様子です。

 次の国家試験まで1年弱あり、学生は春休みと実習中である現在、国家試験担当は何をしていると思われますか。
 京都光華女子大学では、国家試験の過去問題を領域別に分類して、問題プリントを作成しています。プリントは出題領域ごとにファイリングし、コモンズに置いています。

現在、わたしは今までのプリントに第24回国家試験の問題を足し、2022年度版領域別問題プリントを作成しています。なるべくよく似た問題が1枚のプリントにうまく収まるよう考えながら行っています。10年以上前の問題の中に24回の問題とそっくりな問題をみつけたときは、2つが隣り合うように配置します。

 領域問題ファイルの背表紙を美しくしたいと思い、並べると風景画になるような背表紙をつくってみました。やはり桜が咲いて欲しいので桜の並木道が続く風景にしました。ピンク色にこだわる理由もあるのですが、それはまた別のお話で。写真3は桜の背表紙が並んでいる様子です。4月以降、新4年生が「勉強したい」と思ったときにすぐに手に取れるよう、今はせっせと準備中です。

言語聴覚専攻教員
水谷 八千代

写真1.合格ハチマキぬいぐるみ

写真2.現在の過去問コーナー

写真3.領域別問題ファイル