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授業紹介

言語聴覚士と連携する他の専門職の講義

1年生後期の「基礎ゼミⅡ」では、10月に理学療法士(PT)と作業療法士(OT)の講義を受けましたが、12月は、食べることを支援する際に連携する専門職である、歯科医師管理栄養士の方から講義を受け、翌週にその振り返りを行いました。

 

歯科医師の仕事の内容としては、歯の治療だけでなく、在宅医療の分野で摂食嚥下障害のある方の支援を言語聴覚士(ST)と協働で行っていること、管理栄養士の仕事の内容としては、病院食の献立を作成する、患者さんの栄養指導、摂食嚥下機能が低下した人向けの嚥下調整食の提供など、さまざまな種類の仕事があることを学びました。また、それぞれの職種とSTがお互いに情報交換をして患者さんを支援することで、より良い支援につながることを知る機会となりました。


翌週に行った振り返り(グループワーク)では、「管理栄養士さんや歯科医師さんの話を聞いて、連携の大切さを実感でき、新たな視点で患者さんをみることの面白さを感じました」「他職種と連携する中でも、患者さんを第一に考えて行動することが大切だと考えました」などのコメントが聞かれました。


患者さんの生活の質をより向上させるために、他職種の仕事を理解し、尊重しながら連携をとれるセラピストに、ぜひなってほしいと思います。