言語聴覚専攻の4年生は8週間の総合臨床実習へ行っています。
今日は実習でお世話になっている病院を訪問し、指導者へのご挨拶と頑張っている学生を見てきました。
その学生が、「検査の時、ストップウォッチを押す音がカチカチとうるさいと思う。練習のときには全然気づかなかったけど、患者様を目の前にするとこの音が患者様を緊張させているようでとても気になる。他のクラスメイトも同じことを言っていた。」と話してくれました。
消音にしていても、まだカチカチという音が気になる、とのことでした。
言語機能や認知機能の検査を行うとき、時間を測る必要がある場合が多いのですが、確かに、自分が検査を受ける側に立つと、時間を計測されていることで余計にプレッシャーを感じて焦ってしまうだろうと思います。
このような些細なことに気付ける感性は、言語聴覚士にとって大切だなと思います。
対策としては、
・ストップウォッチを止めずに秒数を計算しながら行う
・秒針つきの時計で行う
・事前に、ストップウォッチを使うが気にしないで良いことを伝える
・音が鳴りにくいストップウォッチを探す
などでしょうか。
学校では学べない様々なことをたくさん吸収して、言語聴覚士に一歩一歩近づいている姿を見て嬉しく思いました。
学校では学べない様々なことをたくさん吸収して、言語聴覚士に一歩一歩近づいている姿を見て嬉しく思いました。