現在、4年生は約8週間の臨床実習の真っただ中です。
4年間の集大成ともいえるこの実習では、言語聴覚士が臨床現場で行っている業務に近いことを経験します。
担当患者様のカルテや多職種(医師、看護師、理学療法士、作業療法士、医療ソーシャルワーカー等々)およびご家族からの情報収集、様々な評価・リハビリテーションの目標設定・訓練プログラムを立案し、自ら立案したプログラムで治療効果の検証まで指導者とともに行います。
これらは実習指導者と綿密な相談のうえ進めることになりますが、大学内では経験できない貴重な日々が続きます。
実習中は、家と実習先の往復の日々で、大学に来ることは基本的にありません。また、家から通えない遠方の実習先に行く学生さんは大学が用意した現地のアパートで生活しながら実習施設へ通うことになります。
「慣れない環境での学び」、「将来の自分に課せられている責任の重さへの気づき」などから大きく成長して帰ってきてくれることを期待しています。
写真は、東京の大学病院で実習している学生さんのところへ訪問したときのものです。
実習中はとても学びが多く、休日は観光などリフレッシュしながら、期間限定の東京ライフを満喫しているようです。