国家試験対策の小児領域では、教員が作成した資料集を学生・既卒生に配布しています。資料の名前は「yellow」。
学生は領域別過去問を解きながら「yellow」にある出題キーワードをマーキングし、必要なことを書き込んで、自分なりの「yellow」をしあげていきます。
そのはずですが、実際には11月になっても「yellowがまっしろ」な学生も存在します。問題を解く際、問題用紙のほうに書き込みをして終わる場合も多いためです。
これだと知識は一元化されず、わからないことがあったときに確認する場所が定まりません。
そこで、昨年度より「みんなのyellow」を作成しています。これは、過去問題で出題された用語をマークしたものです。
これによって、複数回出題されている重要キーワードがピックアップされます。4年生が実習に行っている間に、教員がこの作業を行い、みんなのyellowを作成しました。
コモンズに置き、いつでも手に取ってみられるようにしました。
(コモンズについてはコチラを参照してください) 京都光華の魅力!「共有スペース:コモンズ」| 京都光華女子大学 看護福祉リハビリテーション学部 福祉リハビリテーション学科 言語聴覚専攻 (koka.ac.jp)
本当は学生自身が自分で過去問を解いてマークするのが良いのでしょう。でも、膨大な時間がかかります。
用語がどの程度の頻度で出題されているかを意識しながら問題を解いたり、覚えることを整理することが大事で、出題回数を整理する作業過程そのものが重要なわけではありません。
「みんなのyellow」を有効につかって、効率よく学習してください。
なぜ「yellow」なのか。他の色はないのかについては、またいつかお伝えします。