2024.12.04 教員コラム

『アメリカ人のSTさんとの会話』(教員コラム:英ST)

先日、プライベートでアメリカのSTさんと話す機会がありました。

彼女は小学校の特別支援学級で、自閉スペクトラム症の子どものクラスを担当しているそうです。

アメリカでは小学校で働くSTが多く、他に、病院や私立学校、個人開業などがあるとのこと。
日本でも小学校にSTがいるようになれば、社会全体のSTの認知度も高まり、STを目指す子どもや人も増えそうですね。

アメリカでSTとして仕事をするには、修士号と資格試験の合格が必要で、養成課程も日本とは異なります。
STの数は不足している地域もあれば、飽和している地域もあり、地域差が大きいそうです。

日本では今のところ、不足はあっても飽和状態となることはなく、その地域差にすぐにピンときませんでしたが、アメリカならではの事情もあるようです。彼女の住んでいる地域では特別支援教育が充実しているため、他の地域から引っ越してくる人も多いそうです。

私の拙い英語力では、話したいこと、聞きたいことの半分ぐらいしか表現できず、もどかしさを感じましたが、さすがSTさん、一生懸命聞き取り、自然に会話をつなげて、分かりやすく丁寧に説明してくれて、楽しい時間を過ごしました。

コミュニケーションは双方向のものだと改めて感じた日でした。

*図はイメージです。

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