2025.10.03 イベント

卒後セミナー「干渉波感覚刺激で良くなる嚥下障害のしくみと実践」を開催!

9月15日(月・祝)、本専攻では卒後セミナー「干渉波感覚刺激で良くなる嚥下障害のしくみと実践」を開催しました。

講師は、本学の非常勤講師でもある京都府立医科大学耳鼻咽喉科の布施慎也先生
動物実験による基礎研究から臨床における嚥下の仕組みまでを丁寧に解説してくださり、干渉波感覚刺激の実践については、写真のように参加者が実際に体験する場面も交えながら、わかりやすくご講義いただきました。
聖ヨゼフ医療福祉センターの下谷美緒STからは小児領域での実践が紹介され、布施先生と下谷先生のお話を通じて、具体的な使用法や小児と成人で効果に違いがあることへの理解が一層深まりました。

また、卒業生でアイ・エスひらかた訪問看護ステーションの高木星菜STからは、希少疾患の嚥下障害症例にどのように関わっていくかを考えさせられる発表があり、臨床現場での視点を広げる貴重な機会となりました。
機器の導入や自費購入に関する課題も共有され、現在活用している方の理解を深める機会となるとともに、今後導入を検討する方にも有益な示唆が得られる、実り多い時間となりました。
当日は、1期生から今年卒業した8期生までの卒業生17名に加え、卒業生以外の言語聴覚士8名の方々にもご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
本学の卒後セミナーは年に1回、さまざまなテーマで開催しています。今後も、卒業生や現場の言語聴覚士の方々とのつながりを大切にしながら、学びと交流を深める機会を提供してまいります。
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