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学生の活動

摂食嚥下障害学演習(小児)

2年生の「摂食嚥下障害学演習」では、小児の摂食嚥下障害の指導について、聖ヨゼフ医療福祉センターの塚原三津子先生から講義を受けました。
生まれつきの障がいにより、食べることに問題がある子どもさんに対して、指導・支援を行うことも言語聴覚士の仕事です。
人形を使って「首がすわっていない赤ちゃんを抱っこする」練習にはじまり、食べやすい姿勢をとれるように援助する方法、口まわりの運動性を高めるアプローチ、飲み込む時の音を聴診器で聴く方法など、現場で使われている評価や指導の方法について、一つずつ指導を受け、体験していきました。
小児の摂食嚥下訓練は、対象者本人だけでなく、養育者や関わる大人たちへの指導・支援も重要であるということも、教わりました。
これまでは成人の分野について多く勉強してきた学生たちにとっては、成人に対するアプローチとの違いを、実技を通して理解する、貴重な学びの場となったようです。