1年生は、はじめて言語聴覚士(ST)の仕事を見学する学生が大半でした。
STの仕事については、「思っていたとおりの仕事や、そんなこともするのかという仕事があった」「一人ひとりの患者さんに合わせた訓練が行われていた」「他職種と協力して患者さんの改善を考えているのが印象的だった」などの感想が聞かれました。また、見学を終えた今後の自分たちの課題としては、「患者さんとの会話が続くように、日頃からニュースやその他の知識を深める必要がある」「資格をとるために、今やるべき勉強をがんばろうと思った」など、将来、実際に言語聴覚士として働く自分の姿をイメージした発言が多くみられました。
2年生は、昨年の一日実習と比較して、考察を深める学生が多いのが印象的でした。
急性期と回復期の患者の方と支援するポイントの違い、また子どもの療育施設での新たな発見など、を、生き生きと自分の言葉でまとめ、手慣れた様子でパワーポイントを使用して発表しました。日常の専門科目の学びも積み重ねている中で、「授業で学習したことを、実際にまのあたりにして、正確で豊富な知識と、対人援助の姿勢、両方が大切だとわかった」と実感をこめて語った学生の言葉が印象的でした。
さあ、後期の授業が終わると、いよいよ3年生の4週間評価実習へとつながります。万全を期して実習に臨めるように、日々研鑽に励みましょう。