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学生の活動

2年生の学び

2年生の失語症学演習では授業の初めに学生によるプレゼンテーションを行います。
アクティブラーニングの一環で行っていますが、講義形式による学習よりは学習が深められます。
学生は教科書、参考書、ネットで与えられたテーマを調べ発表します。
今回は「コルサコフ症候群」と「ADL」がテーマで2人の学生が発表しました。
記憶の障害であるコルサコフ症候群と日常生活の基本的な動作を示すADLについて、それぞれ、簡潔にまとめられていました。

実際の講義では今、標準失語症検査(SLTA)の演習を行っています。
SLTAは日本で一番多く使用されている包括的な失語症検査です。
写真で解るように、学生一人一人が患者さん役の教員を相手に検査を実施しています。
また、全体での授業ではSLTAの検査結果から得られた症状のプロフィールから、患者さんがどの失語型に属すかについて根拠を考えながらグループディスカッションを行い、発表します。

3年生になると評価実習(4週間)を受けますが、その時にこの演習が活かされるでしょう。