1年生の「基礎ゼミ」は、言語聴覚士を目指す学習の導入となる科目ですが、後期の最終回は、言語聴覚士が関わる領域についてグループごとにテーマを決めて、発表を行いました。
学生はグループに分かれ、まず調べるテーマを話し合って決めました。
次に、そのテーマが新聞記事にどのように取り上げられているのかをデータベース検索で調べ、さらに自分たちが興味を持った内容について詳しく調べてポスターやPowerPointの資料にまとめ、クラスメートの前で発表しました。
「失語症」「認知症」「口唇口蓋裂」など、個別の症状(疾患)についての発表もありましたが、高齢者の自立した生活の支援体制である「地域包括ケア」に着目したグループもあり、内容はバラエティに富んでいました。
他のグループの発表を聞いて、その疾患・症状について新たな興味が湧いた学生もいたようです。
後期の基礎ゼミの振り返りとしては、「STになるための基本的な知識が学べて、将来の姿を少しだけ思い浮かべることができました」「同じ勉強をしている仲間と一つのことに一緒に取り組むことが楽しかった」などの声が聞かれました。
後期試験、春休みが終わると、みなさんは2年生に進級ですね。
「基礎ゼミ」での学びを、専門科目の勉強に活かしていきましょう!