さる4月21日、大学の近隣の高齢者施設で行われた「おいでやす食堂」(いわゆる“子ども食堂”多世代版)に2年生の2名がボランティアとして参加してきました。その経験について、学生がレポートします。
この活動を通して学んだこと、感じたことを、ぜひ心に留めて、人を援助する仕事に就く「自分」を育てる糧にしてほしいですね。
~おいでやす食堂のボランティアに参加して~ 学生H.Cさん
先日、おいでやす食堂でボランティア活動に参加させていただきました。おいでやす食堂とは子供から高齢者まで幅広い年齢層の方が集まり一緒にテーブルを囲み食事をする場です。ここで私は主に子供たちと一緒に遊んだり、お話したりしました。
おいでやす食堂にボランティアに行くまでどのような所かわかりませんでしが、実際に行ってみて気がついたことがあります。その中で一番印象に残ったことは、小さな子供を持つお母様方の交流の場になっていた事です。私はたった数時間子供と遊びながら面倒を見ていただけなのに、家に帰る頃にはくたくたでした。お母様方はこれがずっと続くのだと思うと、心も体も疲れてしまわないか心配になってしまいました。そんななかおいでやす食堂の様な、同年代ないしは人生の大先輩が集まる場で、一瞬でも子供から手が離せ、悩みを聞いてもらい情報交換ができる場はお母様方にとって必要な場だと感じました。
私はおいでやす食堂に行ってみて、将来の不安がひとつ減りました。今は学校というコミュニティの中にいますが、いつか家庭を持ち育児に追われるようになった時、きっと孤独を感じる時が来ると思います。そんな時おいでやす食堂の様な場がある、ただそれだけでなんだか心強いのではないでしょうか。
私はこの活動にとても意義を感じました。だからこれからもおいでやす食堂のボランティア活動を続けたいです。
~おいでやす食堂の感想~ 学生M.Aさん
私がこのボランティアでした活動は主に子供たちといっしょに綿菓子を作るということです。私自身、綿菓子をつくるという作業をしたことがないため、一つの綿菓子を作り終えるたびに子供たちと一緒にへばりついた綿菓子をとりました。みんな、綿菓子を食べたいからなのか進んで手伝ってくれたり、ある男の子は、『割りばしをしたに突き刺すようにしたらとれるかも!』っと言ってアドバイスする子もいたくらいです。それを見ていたご高齢の女性も、こうしたら取れるよ、と色々と教えてくれました。
このボランティアをして、みんなでご飯を食べる以外にも、少し遅くまで友達といれたり、あんまり話したことがないご高齢の方に紙飛行機を教えてもらったりと温かい場所だと感じました。また、お母さんたちにとっては、疲れを癒す場所になってたりするんだろうと思いました。