聴覚障害学演習では、京都の老舗補聴器店の一つ吉田勝恵商店の認定補聴器技能者、村上良郎氏から、イヤモールド(耳型)の採型の指導を受けました。
まず耳鏡を用いてお互いの鼓膜の状態を確認します。
ブロック(綿球等)を外耳道の既定の場所に注意深く固定し、シリンジで印象剤を注入し、固まるのを待ちます。
できあがった各自の耳型は学生たちの顔と同じぐらい個性的です。鼓膜は真珠色に輝く美しいものですが、この演習は常に注意深く、集中して行わなければいけません。
できあがったお互いの耳型の違いを批評し、また評価をしていただき、有意義な演習ができました。
(教員T)