7月にしては暑すぎる日が続いていますが、気が付けば梅雨明けです。
さて、7月の夏休み前といえば、恒例となっている京都市立西総合支援学校の
児童生徒さんたちとの交流会「サマースクール」です!
今年も昨年に引き続き、2日間に渡っての交流会となりました。
ただし、1日目は大学ではなく、あじわい館でのお料理づくりに学生数名が参加してきました。野菜を包丁で切る。お鍋を火にかける。どれも調理では当たり前の作業ですが、一つ一つの作業を子どもたちと分担し、出来上がったのはミネストローネ。短時間でとてもいい匂いがしてきて、味も最高!あっという間に時間が経ってしまいました。
この交流会で驚いたのは学生たちがその場にすっかりなじんでいたこと。どこにいるのかを探してしまうくらいでした。さすが4年生です。
2日目は今年で3年目になるミュージックセラピーを通しての交流会です。
こちらは大学内で、しかも大人数で大いに盛り上がりました。参加したのは2年生でしたが、「みんな音楽がすごく好きなんですね!」と新鮮な驚きを学生が報告してくれました。
でも、子どもたちが「楽しい!」と言ってくれたわけではありません。学生は子どもたちがリズムに合わせて身体を揺らしている様子や、楽器で音が鳴らせたときに見せてくれたとびきりの笑顔をみて、「子どもたちは音楽を楽しんでいるんだ」と感じたのでしょう。
これが、実際に体験して理解するということなのだと改めて思いました。
最後に、これも恒例になっているスクールバスのお見送りをしましたが、なにしろ日中は高温注意報が出るくらいの暑さ。「暑い。暑い」と口では言いながらも、学生たちは笑顔で子どもたちに手を振っていました。本当にお疲れ様でした。