2017.10.16 授業

「そらいろプロジェクト京都」の赤松理事長にご講演いただきました!

椅子にじっと座れない、
バリカンの音が苦手といった障がいのある子ども達。

 

どう接していいかわからず、
ハサミが危ないから受け入れができずにいるお店。

 

この2つの距離は、誰かが縮めていかないと、
ずっと広がったままです。

 

赤松さんは、障がいのことや行動分析アプローチを学ばれ、
プロのカットの技術と融合し、
実際にカットできる例をたくさん作っていかれました。

 

そして、理解者を増やすためには、
視覚に訴えることもとても大切です。

そのために、多田さんが大活躍です。
イラストレーターの腕を存分にふるい、
戦隊もののヒーローや絵本、子どもが喜ぶシールなど、
次々に生み出していかれました。

 

とっても福祉的な活動をされているのは、
実は、ソーシャルワーカーではない方たちでした。

 

暮らしをよくする実践は、
ソーシャルワーカーの専売特許ではありません。

古うしたプロフェッショナルな人たちが、
持てる技術を少し福祉のために活かすことで、
実は、できることはとても大きいです。

我々ソーシャルワークを学ぶ立場の者も、
プロフェッショナルがどのように実践を広げてこられたか? をむしろ学び、そこに、どう絡んでいけるのだろうか? と自問自答しなければならないと考えさせられました。

 

これからも誰もが理美容を楽しめる社会を目指し、
是非、邁進していってもらいたいです!
どうもありがとうございました。

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