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2017.12.06 授業「福笑」代表・宮田慎太郎さんから、発達障がいについてお話を聞きました!
11/16&30の授業に、
「福笑(ふくしょう)」の代表・宮田慎太郎さんに来ていただき、
ご自身の体験や社会福祉士になりゆく学生たちへの
メッセージを語ってきただきました!
(11/30は、学生の質問に答えにわざわざ、
また来てくださいました!)
「福笑(ふくしょう)」は、
“発達障がい啓発任意団体”とのことで、
発達障がいのことをもっと多くの人たちに知ってもらおう!という目的で
当事者の皆さんが設立された団体です。
代表・宮田さんのお話はとってもパワフル かつ スピーディ♥
小学生の頃からこれまでを振り返り、
宮田さんが“困った、辛かった”と思うことを
リアルに伝えていただきました。
例えば、集団で取り組むボール競技が難しかったこと、
“想像する、察する”ことが苦手で国語の試験問題に高い壁があったこと、
恋愛での“発達障がいあるある?”という話というユニークな話も含め、
沢山のエピソードをお話くださいました。
発達障がいは目に見えるものではありません。
だからこそ、当事者の方の発信に耳を傾け、
見えないものを言葉にしてもらう時間は、
とても貴重な授業だと思います!
学生へは、
「話をしっかり聴いてくれるワーカーになってください」とメッセージがありました。
発達障がいの人たちは同じ失敗をする傾向があり、信頼度が低下し話さえ聴いてもらえなくなったケースがよくあるそうです。また、自信を失っている場合もあり、そういう状況だからこそ、しっかり聴いてくれる姿勢があることが重要とのことです。
と同時に、支援には膨大なエネルギーが必要で、ストレス過多になることも想像できるため、趣味などでオンオフを使い分けられる力も、専門職には持ってほしいとのことでした。
教えてもらったことを大事にしながら、
来年の現場実習でも活かしていってほしいですね!
宮田さん、2度に渡り来ていただき、
ありがとうございました!