このブログは卒業生の皆さんも多く見てくれていると思います。
先週、梶浦志保子先生にお会いする機会があったので、
先生のご了解を得て、
近況をお伝えさせていただきますね!
梶浦先生は現在、故郷の香川県に戻られ、大変お元気にお過ごしです。
光華での時間は、とても楽しい時間だったとおっしゃっておられ、
とても懐かしいとのことです。
また、機会があれば光華へ行きたいと。
今回、梶浦先生から、学生の皆さん、卒業生の皆さんに知ってほしいと、
「国立療養所大島青松園」を紹介されました。
香川県・高松市の離島「大島」には、国立ハンセン病療養所があり、入所者の方たちが療養生活を送っています。
1909年(明治42年)に制定された「ライ予防法ニ関スル件」により、中国・四国8県連合の「第4療養所」として設立され、
厚生省に所轄が移管された後の1946年(昭和21年)に、
「国立療養所大島青松園」と改称されました。国内にある国立ハンセン病療養所の中で、唯一の離島施設です。
国は、1931年以降、らい予防法によってハンセン病患者をハンセン病療養所に強制きょうせい的に入所させました。
ハンセン病が治る病気になった後も、国は、日本国憲法下においても、らい予防法を廃止せず、強制隔離政策や「無らい県運動」を継続したため、
ハンセン病患者と回復者への偏見・差別による人権侵害が助長されることになった歴史を辿ってきたのはご存じのとおりです。
社会福祉に携わる、社会福祉を学ぶ皆さんにも、高松へ来る折があれば、
時間を作り、ぜひ、見学をしてもらえたらとのことです。
以上、梶浦先生からのメッセージをお伝えしました。
皆さん、よろしくお願いいたします。
◆ホームページ:国立療養所大島青松園
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/osima/
◆ホームページ:大島に生きて
http://oshima.mothertown.tv/