報告が遅くなってしまいましたが、12月1日(金)の「女性と社会福祉」の模様をお届けします!
来てくださったのは、企画広報課のSさんと、グループホーム支援室のOさん。
いずれも管理職としてバリバリとお仕事邁進中のカッコいい女性です♥
女子大で学ぶ学生には、
お手本みたいな存在でしょうか?
お二人からは、まず、
5歳までの子どもを持つ母親300人への調査を紹介いただきました。
実に、その7割が働いておらず専業主婦であること、
しかし本心は、約8割の女性は働きたいと思っていること、
ギャップがなぜ生まれるのか? というと、
・勤務時間が合わない
・体力的に持たない
・職場に両立支援の雰囲気がない
・子どもの病気で休まざるを得ない
・会社に産休育休の制度がない
・産後の体調不良
・育児休業がとれない
・保育園に預けられそうにない
といった項目が挙がり、中には、社会環境さえ整えば働けるのに…という理由も多いと説明がありました。
南山城学園では、女性が働きやすい環境調整がバッチリで、
お二人とも、子育てと仕事を両立しながら、キャリアを積み重ねておられるそうです。
福祉職は夜勤などもありハードなイメージですが、
ライフサイクルに応じた働き方をすることによって、
実現させておられます。
生む性である女性であるが故に、
子どもができたとき、子育てと仕事、その2つのバランスにより悩むことが出てきます。
ワークでは、そんな時に何が一番大事だろう? とみんなで考えました。
プライベートが大事にできること、
職場みんなで支えていくという風土、
良好な人間関係、認めてくれる上司、同期の存在、
きっちりしたお給料など、活発な意見交換ができました。
Sさん、Oさんには3年連続で授業に来ていただき、
女性のライフコースと福祉(暮らしを支える制度、環境 & 福祉の仕事)について
共に考える機会を創ってくださっています。
(すっかり定番に!)
今年も本専攻のためにお時間をとってくださり、
ありがとうございました。
また次年度も是非よろしくお願いいたします。