大学で社会福祉を専攻し、社会福祉士になるためには最低180時間の現場実習が必要です。
本学では全国的にも珍しい通年型実習を行っております(原則、週1回)。そのため実習が集中しやすい夏休み中は逆に実習がお休みになることがあります。本日は実習がお休みに入った学生から実習で学んでいることを報告してもらいました。
Q:今、どんなところで実習してますか?
A:就労継続支援B型の施設で実習をしています。(*障がい者の方の就労支援施設です)
私の行っている施設では主にクリップや名札、箱を作っておられます。
利用者の方はとても真面目で作業がとても速く丁寧です。
作業のほかにもトーンチャイムを町の中で演奏されたり、遠足や外出などもされています。
Q:実習ではどんなことをしていますか?
A:利用者の方と一緒に箱作りを行ったり、時には外に出てグラウンド清掃を行ったり
しています。ほかにも外出でカラオケやボーリングに行ったり、外出のための準備とし
て「しおり作り」に参加させていただいたりしました。
Q:まだ実習の途中ですが、「ここが学べている」と思うところがありますか?
A:自閉症の特性や利用者の方とのかかわり方が学べていると思います。
PECSについても知ることができました。
*PECS(ぺクス)とは絵カード交換式コミュニケーションシステムのことで、アメリカで考案され、
自閉症の未就学の児童に実践されたことから始まったとされています。
まだまだ実習は続きますが、頑張ってください!
☆彡社会福祉専攻のHPはこちら
http://www.koka.ac.jp/welfare/