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教員コラム

「社会福祉の木」

 本学では、後期授業期間がそろそろ終了します。基礎演習Ⅱでは1年生がこれまでの授業を受けて、社会福祉をどのように理解しているのかを、「木」に見立てたイラストで表現してみました。

 みなさん、「木を描いてください」と言われて、どのような木が頭に浮かびますか?太い幹、葉が生い茂った枝、大地に張り巡らした根っこなど、様々な木がイメージできますよね。

また、「木」をつくっている要素には、幹、葉、枝、根がありますし、木を成長させるためには太陽、水など様々なものが必要です。

それらを上手く使って、学生たちが社会福祉を説明するための「木」を描いてみました。

 すると、それぞれ個性的な「木」が出来上がり、学生の社会福祉に対する理解が一人ひとり違うということが良く分かって、大変面白かったです。幹が社会福祉士で太陽を地域に例えたり、あるいは幹が学生時代で広がった枝葉が社会人としての進路に例えたりと、

誰一人として他と同じ木はありませんでした。

 これからも、「自分なりの社会福祉の理解」を大切にして、独自性のある実習や研究でのテーマを見つけてほしいと思います。