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『実習指導Ⅰ』ゲストスピーカーのお話紹介2

昨日に引き続き、『実習指導Ⅰ』にゲストスピーカーとしてお越しいただいた施設職員さんのお話をご紹介します。
今日は、母子生活支援施設で勤務されているKさんのお話です。
母子生活支援施設とは、支援が必要なお母さんと子どもが一緒に入所できる施設です。
Kさんは、入所されているお母さんと子どもの支援はもちろん、その地域に住んでいる母子の支援もされています。
どんな仕事なのか、どんな方が入所しているのか、詳しくお話してくださいました。
Kさんは支援するうえで、「話を聞く姿勢」がすごく大切だということをおっしゃっていました。
社会福祉士としてすごく重要なことですが、簡単なことではありません。
学生たちにも実習をさせていただくうえで、大切にしてほしいと思います。
子どもの支援では、1対1で過ごす時間を大切にして個別支援を行っているそうです。
それぞれやりたいことや必要な支援は違い、希望に合わせてピアノや卓球、その他さまざまな時間を作っているそうです。
地域支援や、退所してからのアフターケアにも力を入れている、というお話がありました。
学生たちからは「アフターケアもしてくれるのは、利用者さんにとって心強いと感じた」「地域の方との交流もありコミュニケーションが大切だと学んだ」という感想がありました。
また、「母子生活支援施設についてどんな施設なのかあまり知識が無かったが、丁寧にお話いただき、詳しく知ることができた」という感想も多くありました。
なかなか知る機会が少ない施設だったので、興味を持った学生が多かったようです。
Kさん、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。
今後は来年度の実習先の配属を決める時期に入ります。
学生たちには、どこでどんなことを学びたいのか、しっかりと考えてもらいたいと思います。


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